【デ と ガって何?】

何のことだろう?

デとガって?



 

 

 


当時、加藤氏は大学教授だった。

授業が終わり、

生徒と共に昼食を食べようということになった。


加藤氏は、立場上、生徒に、

「今日の昼食は、俺のおごりだ。


さあ遠慮しないで何でも食べなさい!」

 

 

生徒

「僕はカレーライスが、いいです」

「私はピラフが、いいなあ」


すると、

その中のひとりの生徒は

「僕は親子どんぶりで、いいです」と、

なにげなしに言った。


 

加藤氏は、カッときた


「【で】いいとは何だ!なんという言い方だ!」

 

その生徒に烈火のごとく怒った

 

そして、怒った理由を説明した。


その理由を要約すると、

 

加藤氏は、
当然ながら、
その生徒が親子どんぶりを頼んだことに怒ったのではない。


普通からすれば、何を注文しようと、
どうでもいいことなのかも知れない。


だが、

日常の些細な、どうでもいいことの中に、
そして特に口から出る言葉の中に


その人の本質が出るのだ。

 

 

つまり、

加藤氏が、その生徒に伝えたかったのは


【主体的に生きる】ことの重要性だ。

 

hoto credit: Sami Keinänen via photopin cc

 

 

 

これを怒ったふりをして伝えたかったのだ。


【で、いい】と【、いい】は、


話し手にとっては、


似ているような感じの日常で使う言葉だが、

その話しを聞いている受け手にとっては、


大きくニュアンスが違う。

 

 

つまり、

 

【で、いい】は、

 

【何でもいい。どうでもいい】というニュアンスがあり、

一種のなげやりな【自分が選ぶのも人に委ねる】ような、

自分の意志が感じられない、あくまでも【受け身】の言葉だ。


反対に


【が、いい】のほうは、


【自分が選んでいる】、【自分の意志で】、

つまり【主体性を持っている】という意志を感じる。

 

 

われわれが使っている言葉は、

普段あまり意識して使っているものではないが、
わたしは、この文章を読んだ当時、


かなりのインパクトを受けた

 

 


photo credit: Lori Greig via photopin cc

 

 

 

 

「そうか!こんなところに、

その人の主体的な【生きる姿勢】が、あらわれるのか!」と。

 

 

高校生ぐらいの時、

私が読んだ、社会学者の加藤秀俊氏のエッセイに、

以上のような話しがあった。

 

 

手元に、もうその書籍がないので、記憶の範囲だが。

 

 

それ以来、

自分では【デとガ】を意識して使うようになった。

 

 

最近おもう。

 

 

物を選ぶのも「人とのつきあい」も、


同じかも知れないなあと。

 

 


やはり、

 

1番好きなものを選びたい! 1番好きな人を選びたい!

 

 


photo credit: swanksalot via photopin cc

 

 

 

2番目以降は、自分の本心が納得しない。満足しない。

結果的に長続きしないものだから。

 

 

そう、

 

「この人【で】、いい」

よりも

「この人【が】いい」を選びたい

 

 

 

そして、

 

 

実は、


あなたの【本当にやりたいこと】を見つけるときも


デとガに違いに集約されるのだ

 

 








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